デニム・ジーンズのリペア・カスタム【アトリエ絆kizuna】

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リペアの強度について

12月 17th, 2009 Takuto Mochizuki

通常絆では3種類のリペア方法を駆使して大切なジーンズをリペアしていきます。

その3種類のリペアについては、後で詳しくお話しますが、それぞれのリペアで強度はどのくらい違うのだろうか。

結論から言うと、どれもそんなに違いはないので、デザインや見た目的な好みで選んでもらって大丈夫です。

僕が考えるリペアの強度の違いは、後から当てる布の厚さと、リペアの範囲によって変わってくるものだと思います。

厚い布をあてれば、それだけ生地自体が強くなります。 同時にダメージの範囲よりも広くリペアすることによって周辺の補強も兼ねてリペアすることが出来ます。

ダメージ感を残したリペアと、消したリペアでは明らかにたたいてある糸の密度が違います。 しかし、だからといってダメージを残したリペアの強度が、ダメージを消したリペアの強度に劣っているとは一概には言えないところがあります。

場合によってはダメージ感を残したリペアの方が適している事があります。 全体的に生地が弱っている場合は、あまり1箇所の強度をあげすぎるとその周辺がすぐに伝線してしまいます。

こんな事を参考にしてリペア方法を決めていただければと思います。

リペアの種類

12月 17th, 2009 Takuto Mochizuki

よく皆さんに質問されるリペアの種類についてお話します。

絆では通常リペアには3種類の方法で対応しております。

1、ダメージ感を残したリペア

2、ダメージ感を消したリペア

3、ダメージ感を活かしたリペア

1、ダメージ感を残したリペア

リペア前

リペア後

このリペアは、ダメージ部分の裏側から適切な厚みの芯、生地をあてて上から糸でたたいていきます。 この際ダメージの横糸は完全に消さないで、あえてダメージ感を残した仕上がりにします。 車や家のリペアと違い、あえてダメージ感を残す事でかっこよくなる場合が多々あります。 たたき過ぎないので、生地も柔らかく保ちやすいです。 もともとダメージのあった箇所なので、見た目にも違和感のない仕上がりになったと思います。

2、ダメージ感を消したリペア

リペア前

リペア後

このリペアは、1のリペアと同じ手順で進め、糸でたたく密度を細かくしていきます。 当然時間もかかってしまうので、料金的にも高めになります。 ダメージ感を消した感じに仕上がるので、股部分などに最適です。 この方法は、リペア箇所が強度が増しますので、その周辺が伝線して破れていく可能性が高くなります。 ですので、周囲を広めにリペアすることでこれを防ぎます。

3、ダメージ感を活かしたリペア

デニム修理 アトリエ絆
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最後のリペア方法は、ダメージ感を活かしてカスタムしていきます。 場合によっては穴を増やしたり、サンディングをかけることもあります。 穴の後から柄の生地などをあててもOKです。

絆の定義では’カスタム’ リペア。 まさにダメージを利用してもっとかっこいいジーパンに改造してしまおう的な発想。 隠すだけがすべてじゃない。

現在の納期

12月 17th, 2009 Takuto Mochizuki

現在のリペアの納期は1~2ヶ月ほど頂いております。

特殊なカスタムリペアは、もう少し時間がかかることがありますのでお尋ねください

お待たせして申し訳ありませんが、1本1本丁寧に仕上げておりますのでご了承ください。


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