リペアの種類
よく皆さんに質問されるリペアの種類についてお話します。
絆では通常リペアには3種類の方法で対応しております。
1、ダメージ感を残したリペア
2、ダメージ感を消したリペア
3、ダメージ感を活かしたリペア
1、ダメージ感を残したリペア
このリペアは、ダメージ部分の裏側から適切な厚みの芯、生地をあてて上から糸でたたいていきます。 この際ダメージの横糸は完全に消さないで、あえてダメージ感を残した仕上がりにします。 車や家のリペアと違い、あえてダメージ感を残す事でかっこよくなる場合が多々あります。 たたき過ぎないので、生地も柔らかく保ちやすいです。 もともとダメージのあった箇所なので、見た目にも違和感のない仕上がりになったと思います。
2、ダメージ感を消したリペア
このリペアは、1のリペアと同じ手順で進め、糸でたたく密度を細かくしていきます。 当然時間もかかってしまうので、料金的にも高めになります。 ダメージ感を消した感じに仕上がるので、股部分などに最適です。 この方法は、リペア箇所が強度が増しますので、その周辺が伝線して破れていく可能性が高くなります。 ですので、周囲を広めにリペアすることでこれを防ぎます。
3、ダメージ感を活かしたリペア
最後のリペア方法は、ダメージ感を活かしてカスタムしていきます。 場合によっては穴を増やしたり、サンディングをかけることもあります。 穴の後から柄の生地などをあててもOKです。
絆の定義では’カスタム’ リペア。 まさにダメージを利用してもっとかっこいいジーパンに改造してしまおう的な発想。 隠すだけがすべてじゃない。
4月 15th, 2012 at 9:28 AM
[…] 裾のリペアです 左右の裾が破れていますね。 このまま放置しておくともっともっと破れが大きくなってしまいます。 この辺で食い止めておくのが最良か思います 裾は破れ始めると、歩いている時に踏んだりして破れが広がっていきます。 ダメージ感は残して欲しいとの依頼でしたので、雰囲気は残して強度を保ちました ジーンズリペアの方法はいろいろあるので、お好みのスタイルを選んでいただければと思います。 リペア方法の種類は ジーンズリペア種類をチェック […]