デニム裾のリペア
7月 6th, 2015 Takuto Mochizuki
裾のリペアです。 これがリペア前で、次がアフターの写真になります。
色合いが違っているのは写真を撮った場所と、時間がことなるから。
裾部分は一度分解して、芯地で補強してリペアしていきます。
裾のリペアです。 これがリペア前で、次がアフターの写真になります。
色合いが違っているのは写真を撮った場所と、時間がことなるから。
裾部分は一度分解して、芯地で補強してリペアしていきます。
裾のリペア補強の依頼です。
いつも通り一度裾部分の糸を解いてからリペアしていきます。
デニムのリペア僕が心がけている事は、自然な仕上がりと柔らかさ。
強度を重視しすぎてもいけないので、そのバランスが大切です。
もちろん 1本1本のデニムに愛情を持ってリペアしているのでそのへんも影響してきますね。
DAYTONA掲載記事からのご依頼です。
Gジャンのカスタムです。
デイトナ掲載デザインと同じ様なデザインご希望です。
ボディーの色が異なるので、糸色などは調整していきます
~数週間後~
完成しました。
僕個人的にはいい感じなのですが、こればっかりは相手様の感性ですので。 気に入ってくれればいいですが。
ワッペンは全てハンドメイドで制作した1点ものです。
プログラムのものとは異なり、温かく馴染むのが特徴です。
ですのでたくさん貼り付けても、ボディーにブレンドするので安心です
特にパッツリしたワッペンが苦手な人にはお勧めです。
デニムを修理するのは当たり前!?
最近デニムの修理の中で、初めての方の依頼が増えています
今までは、デニムを修理しようなんて考えた事もなかったと聞くと
チョットビックリですが。 それじゃそのデニムをどうしてたのかと聞くと、さらに
驚きました。
今までは穴の開いたデニムは、捨てていたとの事です。
あなたはどうですか?
デニムは元々作業着としてつくられたもの、 それを現代ファッションがオシャレアイテムとして浸透させました。
だからデニムは修理されてからこそが、本領発揮みたいなところもありますね。
実は、タンスの肥しになっているデニムあるんじゃないですか?
復活させてまたガンガン穿きましょう。
簡単な修理から、難易度の高いものまで挑戦させていただきます
通常絆では3種類のリペア方法を駆使して大切なジーンズをリペアしていきます。
その3種類のリペアについては、後で詳しくお話しますが、それぞれのリペアで強度はどのくらい違うのだろうか。
結論から言うと、どれもそんなに違いはないので、デザインや見た目的な好みで選んでもらって大丈夫です。
僕が考えるリペアの強度の違いは、後から当てる布の厚さと、リペアの範囲によって変わってくるものだと思います。
厚い布をあてれば、それだけ生地自体が強くなります。 同時にダメージの範囲よりも広くリペアすることによって周辺の補強も兼ねてリペアすることが出来ます。
ダメージ感を残したリペアと、消したリペアでは明らかにたたいてある糸の密度が違います。 しかし、だからといってダメージを残したリペアの強度が、ダメージを消したリペアの強度に劣っているとは一概には言えないところがあります。
場合によってはダメージ感を残したリペアの方が適している事があります。 全体的に生地が弱っている場合は、あまり1箇所の強度をあげすぎるとその周辺がすぐに伝線してしまいます。
こんな事を参考にしてリペア方法を決めていただければと思います。
よく皆さんに質問されるリペアの種類についてお話します。
絆では通常リペアには3種類の方法で対応しております。
1、ダメージ感を残したリペア
2、ダメージ感を消したリペア
3、ダメージ感を活かしたリペア
1、ダメージ感を残したリペア
このリペアは、ダメージ部分の裏側から適切な厚みの芯、生地をあてて上から糸でたたいていきます。 この際ダメージの横糸は完全に消さないで、あえてダメージ感を残した仕上がりにします。 車や家のリペアと違い、あえてダメージ感を残す事でかっこよくなる場合が多々あります。 たたき過ぎないので、生地も柔らかく保ちやすいです。 もともとダメージのあった箇所なので、見た目にも違和感のない仕上がりになったと思います。
2、ダメージ感を消したリペア
このリペアは、1のリペアと同じ手順で進め、糸でたたく密度を細かくしていきます。 当然時間もかかってしまうので、料金的にも高めになります。 ダメージ感を消した感じに仕上がるので、股部分などに最適です。 この方法は、リペア箇所が強度が増しますので、その周辺が伝線して破れていく可能性が高くなります。 ですので、周囲を広めにリペアすることでこれを防ぎます。
3、ダメージ感を活かしたリペア